愛媛県新居浜市の動物病院。病気の治療はもちろん、病気になる前の予防やしつけなども積極的に指導しております。

お知らせ

  • 2021年8月3日

    8月の臨時休診日:

    8月18日セミナー受講のため、午後の診察は17時からとなります。

    *オンラインセミナーのため院長は院内にいますが、16-17時は対応できません。

    *薬やフードのみの処方は可能です。スタッフに申し付け下さい。

     

    オリンピックにより、祝日が移動しております。

    8月9日:祝日となり、休診です。

    8月11日:平日扱いとなり、診察しております。

    ご注意下さい。

     

    8月16日:お盆休みです。

     


    8月です。

    毎日猛暑が続きますが、大丈夫ですか?

    幸い、今のところ、犬や猫で熱中症と診断した症例は1例もいません。

    引き続き、この調子でいきたいですね。

    ペットも、飼い主さんも気をつけましょう。

     


    当院では、生後4ヶ月までの社会化期に来院してくれた子犬を対象に、社会化(慣らし)活動を行っています。

    これは、病院でおやつをもらう、遊んでもらうなどのいい経験を積むことで、少しでも病院を嫌いにならないようにしようとしたものです。

    なぜこんなことをするかというと。。。

     

    生後2ヶ月・・・1回目ワクチン(多くはペットショップで済)

    生後3ヶ月・・・2回目ワクチン(多くはここから病院で行う)

    生後4ヶ月・・・3回目ワクチン

    生後5ヶ月・・・狂犬病ワクチン(当院ではだいたいここで実施)

    生後6ヶ月・・・不妊/去勢手術

    これが、だいたいの子犬のワクチンや手術のスケジュールです。

    ほぼ、一ヶ月おきに痛いことがあるのです。

    これを続けると、終わるまでにはだいたい、病院=痛いところ、嫌なところと認識します。

    基本的に、動物は危機回避能力は優れていますので、そういうことを覚えるのは早いです。

     

    そこで、慣らしを行うと、、、

    通院1・・・おやつもらえた。ラッキー!

    通院2・・・またおやつだ。ここはいいところだなぁ。

    通院3・・・待ってました、おやつだー。あれ、何かちくっとしたかも。それにしてもおやつはおいしいなぁ。

    こういう風になると、大成功です。

     

    もちろん、こんなことをしなくても、注射がへっちゃらで、気にしない子もいるでしょう。

    逆に、何回来ても、全然慣れてくれない、すごく恐がりの子もいるでしょう。

    どうしようもない場合もありますが、やっておけばよかったと後悔だけはしてほしくないのです。

    この慣らしは、初回が特に大事なので、最初にお伝えするようにしています。

    デメリットは通院回数が増えることですが、うまくいけば、それを越えるメリットはあると思います。

    社会化期に来院した方にはみなさんお伝えしております。

    是非、ご協力下さい。

     


    今月のにゃんこ君です。

    暑いので、のびてます。

    時々はクーラーの部屋にも入ってきますが、多くは廊下や階段の踊り場でぐでっとしてますw

     

     

    愛媛県新居浜市

    寺町動物病院

    寺町 光成

  • 2021年7月1日

    7月の臨時休診日:

    7月14日セミナー受講のため、午後の診察は17時からとなります。

    *オンラインセミナーのため院長は院内にいますが、16-17時は対応できません。

    *薬やフードのみの処方は可能です。スタッフに申し付け下さい。

     

    オリンピックにより、祝日が移動しております。

    7月19日:平日扱いとなり、診察しております。

    7月22日、23日:祝日となり、休診です。

    ご注意下さい。

     


    7月です。

    蒸し暑い日が増えてくると思います。

    人間もペットも、熱中症には充分注意しましょう。

    皮膚病なども増えてきます。

    一晩であっという間に病変ができることもありますので、おかしいなと思ったら受診して下さい。

    また、最近、下痢が流行っている傾向があります。

    お気をつけ下さい。

     


    <お知らせ>

    血液検査の項目の、ALPという肝臓の項目があるのですが、測定結果が大きく変わります。

    従来の約1/3の数字で出るようになります。

    当然、基準値の上限も1/3になりますので、考え方はあまり変わりません。

    これは、測定方法が国際基準法に変更になるためです。

     

    当院においても、7/1より試薬がちょうど切り替わりましたので、新しい測定方法になります。

    ご了承ください。

     


    <子犬の社会化(慣らし)活動の経過>

     

    社会化期(生後4ヶ月まで)に当院に来院した方対象に、病院への社会化活動を行っております。

    おかげさまで、多くの方にご賛同いただき、慣らしを実施できております。

    実際にうまくいくケースでは、気づかないうちにワクチンを打てており、みなさん喜んで帰っていきます。

    最近は、いくつかの工夫をして、ワクチンを気づかないで打てる確率が上がってきたように思います。

    *工夫①:注射針を細くしました。

    針を細くすることで、刺すときの痛みは減ったと思います。

    *工夫②:好物を持ってきてもらう。

    病院にもおやつは用意していますが、普段と違うものだと食いつきが悪かったりします。

    好物を持ってきてもらうことで、夢中になっている間にワクチンを終えることができます。

     

    子犬の間はワクチンがたくさんあるので、その間に病院が嫌いになってしまう子が多いです。

    この活動を通じて、少しでも多くの子が病院が苦手にならないようにしたいと思います。

    今後もご協力、よろしくお願いします。

     


    今月のにゃんこ君です。

    先日、大脱走をやらかしました。

    気がついたら家にいなくて、窓が開いているんですが。。。

    しかも、もう外は暗くなっています。

    一回目の捜索では、発見したのですが、捕獲できずに逃げられてしまいます。

    二回目の捜索で、隣の家の草木の茂みの中にいることまではわかったのですが、人間が入っていけるようなところではなく、そのままその日の捕獲は中止に。

    翌朝、同じところにいたにゃんこ君、茂みから出てきてくれ、無事捕獲となりました。

     

    その日一日は、人間にベッタリくっついて爆睡しています。

    一晩、心細かったのでしょう。

    自分で帰ってくればよかったのにw

     

     

    愛媛県新居浜市

    寺町動物病院

    寺町 光成

  • 2021年6月3日

    6月の臨時休診日:

    6月9日セミナー受講のため、午後の診察は17時からとなります。

    *オンラインセミナーのため院長は院内にいますが、16-17時は対応できません。

    *薬やフードの処方は可能です。スタッフに申し付け下さい。

     

     

     

    6月です。

    高温、多湿の季節になってきます。

    皮膚病も増えてきますし、ノミやマダニの活動も活発化してきます。

    皮膚の弱い子は、シャンプーなどの皮膚のケアをお願いします。

    ノミやマダニはついてからではなく、つく前の予防が効果的です。

     


    犬の問題行動について

     

    犬にとって普通の行動でも、人間にとって不都合な行動を、人は「問題行動」と呼びます。

    その問題行動は、ほとんどが子犬のうちに芽が出ていると言われています。

    そこにいかに早い段階で気づいて修正できるか、がカギとなります。

    それを放置してしまうと、問題行動もどんどん大きく、複雑化して直しにくくなります。

     

    当院でも、最低限のしつけのアドバイスは行っております。

    ただ、大事なポイントは、それをしつけとして行うのは「飼い主」さんだということです。

    しつけがうまくいかない場合は、飼い主さんの犬への接し方、しつけ方を見直してみる必要があるかもしれません。

    いずれにせよ、複雑化する前に、御相談ください。

     


    最近、嬉しかったことがあります。

    散歩途中で病院に寄ってくれた犬がいるのです。

    普通だと、犬は病院が嫌いなので、散歩で前を通っても、やや早足に通り過ぎるだけなのですが、その子は病院はおやつやご飯をもらえるところ、と思っているようで、病院の入り口から動かず、中に入りたがるそうなのです。

    それこそ、今僕がやりたいことなので、すごく嬉しかったです。

    一頭でも多くこういう子が増えるといいなと思います。

    「おやつだけ食べに来ました」と寄ってくれるのも、大歓迎です^^

     


     

    今月のにゃんこ君です。

    最近は気候がよく、ベランダなどでよくゴロゴロしています。

    家の中だと、なぜか段ボールが好きで最近よく入っています。

    季節やその時の気分でいろんな行動をするのが気まぐれでかわいいです^^

     

     

    愛媛県新居浜市

    寺町動物病院

    寺町 光成

  • 2021年5月2日

    5月の臨時休診日:

    5月12日セミナー受講のため、午後の診察は17時からとなります。

    *オンラインセミナーのため院長は院内にいますが、16-17時は対応できません。

    *薬やフードの処方は可能です。スタッフに申し付け下さい。

     

    <ゴールデンウィークのご案内>

    5月2-3日:祝日ですが、午前中のみ診察します。

    5月4-5日:休診です。

     


    5月です。

    フィラリア予防が始まりました。

    フィラリア症は、蚊にかまれることでうつる病気です。

    ただ、全ての蚊がフィラリアをうつすわけではなく、フィラリアにかかっている犬の血を吸った蚊がうつしていきます。

    最近は予防の普及により、フィラリアにかかっている犬が減っており、予防しなくてもかかってない子もいますが、油断は禁物です。

    この1年では1例、新たに感染確認しております。

    投薬期間は5〜12月です。しっかり予防しましょう。

     


    昨年の5月に、病院に来た犬におやつを与えて、動物の様子を観察したという記事を書きました。

    1.病院が好きでしっぽを振って喜んで入ってくれる(社会化がうまくいった子や、もともと注射が苦手ではない子など):約1割

    2.病院は嫌いでしっぽを丸めているが、おやつは食べることができる、精神的に余裕のある子:約3割

    3.病院は嫌いでおやつも食べる余裕のないくらい緊張している子:約5割

    4.病院は大嫌いで診察台にも乗りたくない、パニックになってしまう子:約1割

     

    この1年、子犬を中心に病院への慣らしをしてきましたが、現状、体感では割合は昨年と変わりません。

    その理由として考えられるのは、、、

    全体に対する子犬の割合はそれほど高くないため。

    子犬で最初はおやつを食べていたが、だんだん注射に気づいてしまい、食べられなくなってしまう。

    などがあるかと思います。

    病院が嫌いになるかどうかは、とにかく子犬のうちに楽しい思いをいかに植え付けるか、だと思います。

    成犬になってからでは、改善はなかなか難しいです。

    これからも、1匹でも病院嫌いな子が減るように、努力していきたいと思いますし、やり方も工夫してみようと思います。

     


    今月のにゃんこ君です。

    1ヶ月くらい前に、キャットタワーを購入しました。

    最初は、全く触れる様子もなく、このまま置物になってしまったらどうしようかと思いましたが、2週間くらいして、爪とぎなどは使うようになり、今でも時々は載るようになりました。

    それでも、まだ時々ですが。。。

    飼い主としては、もうちょっと使ってほしいですw

     

    愛媛県新居浜市

    寺町動物病院

    寺町 光成

  • 2021年4月2日

    4月の臨時休診日:

    4月14日セミナー受講のため、午後の診察は17時からとなります。

    *オンラインセミナーのため院長は院内にいますが、16-17時は対応できません。

    *薬やフードの処方は可能です。スタッフに申し付け下さい。

     

    <ゴールデンウィークのご案内>

    5月2-3日:祝日ですが、午前中のみ診察します。

    5月4-5日:休診です。

     


    4月です。

    狂犬病の予防注射が始まりました。

    狂犬病は、感染し発症すると犬も人間も100%助からない、非常に怖い病気です。

    3ヶ月齢以降の犬への予防接種が義務づけられております。

    持病により接種できない子を除き、みなさん接種するようよろしくお願いします。

     


    新型コロナウイルス感染症が愛媛県内で急増しております。

    新居浜でも少数、感染者が確認されている状況です。

    当院におきましても、消毒や換気を増やして対応はしておりますが、どうしても院内が混み合う時期となります。

    そのため、マスクの着用や、混雑時は外や車内で待つなどの個々の感染対策をよろしくお願いします。

     

    ちなみに、犬や猫にはもともと(普通の)コロナウイルス感染症という病気があるのはご存じですか?

    犬のコロナウイルス感染症はアルファコロナウイルス属で、軽い下痢などを起こします。

    猫のコロナウイルス感染症もアルファコロナウイルス属で、通常は軽い下痢などを起こしますが、まれに突然変異し、猫伝染性腹膜炎(FIP)という致死率の高い病気になることがあります。

    今回、パンデミックとなった新型コロナウイルス感染症はベータコロナウイルス属のため、そもそも違う病気です。

    現在は人間の感染のことばかりで、ペットへの感染に関しては、こちらにも全く情報がありません。

    ただ、犬よりも猫のほうがかかりやすいというデータは出ております。

    とにかく人間がかからないようにして、ペットを守るしかないと思いますので、今一度、感染予防を徹底していきましょう。

     


    今月のにゃんこ君です。

    お出かけから帰ってきたら、ソファを利用して作った秘密基地に、なんとにゃんこが入っていました。

    しかも、窓のようなところから顔が見えますw

    子供が遊びながら作ったものですが、まさかにゃんこが入るとはw

    大爆笑しながら写真を撮りましたw

     

     

    愛媛県新居浜市

    寺町動物病院

    寺町 光成

  • 2021年3月2日

    3月の臨時休診日はありません。

     

    三寒四温で、徐々に暖かくなっています。

    暖かい日の日中は、暑いくらいになっていますよね。

    そのせいでしょうか、先日、マダニがついたと、犬がやってきました。

    2月でマダニを見たのは初めてですが、暖かい日はもう活動しているようです。

    当院では、ノミ・マダニ予防は3〜11月までお勧めしております。

    散歩によく行く子、草むらに行く子、など心配な方は予防がお勧めです。

     

    また、花粉がすごいですよね。

    自分も花粉症なので、飲み薬と鼻のスプレーでなんとか乗り切ってる状況です。

    よく聞かれるのが、犬や猫に花粉症はありますか?と。

    おそらくあるのでしょうが、人間よりは圧倒的に少ないと思われます。

    それでも、いつも春になるとくしゃみが多い、皮膚の調子が悪化する、などの子は、花粉に対するアレルギーかもしれませんね。

     


    今月は、食物アレルギーについて書こうと思います。

     

    食物アレルギーは原因のアレルゲン(例えば牛肉)を食べた時に皮膚の痒みや、嘔吐・下痢を引き起こす病態を言います。

    嘔吐や下痢は食べてから1〜3日程度で症状が出るのに対し、皮膚の痒みは1〜2週間程度と遅れて症状が出ることが多いです。

    皮膚病変の出る場所は、目の周り、口周り、肛門周り、背中、耳などが出やすいです。

     

    治療法についてです。

    アレルゲンを含まない食事を与えることで改善します。

    やり方は大きく二つに分かれます。

     

    1.アレルゲンの検査をする。

    血液で、どんな物質に対してアレルギー反応が起こっているのか、検査ができます。

    その結果を踏まえて、食事を変えていきます。

    <メリット>

    ・アレルギー物質がわかっているので、効果的な治療を早くに始められる。

    <デメリット>

    ・検査が高価である。

    ・症状があまりない場合は結果が出にくいことがある。

     

    2.除去食試験を行う。

    血液検査はせずに、実際に治療用のフードをやってみる、という実験に近いやり方です。

    フードは加水分解食と新奇蛋白食がありますが、最近の傾向では、新奇蛋白食を用いることが多いです。

    新奇蛋白食とは、食べたことのない蛋白で作られた食事(もしくは、今食べているものと違う蛋白で構成された食事)ということです。

    もちろん、フードだけではなく、おやつにまで気を配る必要があります。

    皮膚症状なら、そのフードで1〜2ヶ月経過を観察します。

    症状が完全に消失→食事アレルギー

    症状が一部改善→食事アレルギー+環境アレルギー

    全く改善しない→食事が合わないか、環境アレルギーか、別の病気を見直し

    と判断していきます。

    さらに厳密に言うと、症状が消えた後、もとのフードに戻し、症状が出ることを確認すると食事アレルギーであることが間違いなく立証されます。(負荷試験)

    <メリット>

    ・(うまく合うフードが見つかれば)検査代がいらない。

    <デメリット>

    ・フードが合わなければ、次々にフードを変えて試してみる必要があり、時間と根気を要する。

     


     

    今月は、にゃんこ君のおしりですw

    うまく撮れたので、これにしました。

    暖かくなると、動きが良くなりますね。

    ベランダで鳥を観察したり、日なたぼっこしたりしています。

     

    愛媛県新居浜市

    寺町動物病院

    寺町 光成

  • 2021年2月2日

    2月の臨時休診日はありません。

     

    12月にお伝えしたウイルス性胃腸炎ですが、ようやく落ち着いたようです。

    だいたいは1ヶ月くらいで落ち着くことが多いのですが、2ヶ月かかりました。

    長かったです。

     


     

    寒い時期は一般的に皮膚病は少なくなりますが、この時期ならでは、の皮膚病がありますので、ご紹介します。

    一つ目は、膿皮症(細菌性皮膚病)です。

    通常、膿皮症は夏に多い、細菌が増殖することによる皮膚病なんですが、コタツの中によく入る子では冬でもなってしまうことがあります。

    二つ目は、やけどです。

    ストーブやファンヒーターの真ん前にいる子、いますよね。

    その状態が長く続くと、やけどになってしまいます。

    ひどいやけどになった子は見たことないですが、軽いやけどで毛が抜けてしまった子は見たことがあります。

    寒いので気持ちはわかりますが、少しは距離を取ってほしいものです。

     


     

    病院への社会化(慣らし)活動は引き続き積極的に行っております。

    当院では、特に子犬で来院された時に、病院を怖い所と思わせないために、おやつをやったり、遊んだりして慣らしてからワクチンなどを打つようにしています。

    うまくいったケースでは、病院はおやつをもらえる所、と思ってくれてるようで、しっぽを振って喜んでくれます。そういう子は、ワクチンを打ったり、血液検査をしたりしても、案外平気で、おやつさえもらえれば満足して帰っていきます。

    もちろん、全ての子がそうなるわけではないですが、そういう子が一匹でも多くなるように頑張りたいと思います。

    ただ、これは飼い主さんの協力も必要です。

    子犬の社会化の時期に病院に来る回数が多いほど、慣れやすくなりますので、なるべくご協力をお願いします。

     


     

    今月のにゃんこ君です。

    何を思ったか、いきなり冷蔵庫の上へ上がるようになりました。

    エアコンで高い所が暖かい+冷蔵庫も温かいのが良かったのでしょうか。

    ただし、それも一週間だけw

    今はまた元のこたつ布団の上に戻りましたw

    猫の気持ちはよくわかりません。。。

     

     

    愛媛県新居浜市

    寺町動物病院

    寺町 光成

  • 2021年1月2日

    明けましておめでとうございます。

    本年もよろしくお願い致します。

    今年も、少しでも動物が病院を嫌いにならないように気をつけて接していきたいと思います。

    こちらからお願いすることもあるかもしれませんが、可能な限りご協力お願いします。

     

    1月の臨時休診日はありません。

    年始は4日から診察開始です。

     

    先月お伝えした流行性の下痢ですが、下火にはなってきたものの、まだ来院される子がいます。

    全く他の動物と接触がないような子もなっており、ウイルス性腸炎で空気感染または人間が媒介している可能性があると思います。

    お気をつけ下さい。


     

    今月のにゃんこ君です。

    こたつ布団でぬくぬくしています。

    猫ってドア開けるの得意ですよね。

    にゃん君も引き戸、ドアノブどちらのタイプでも器用に開けるんです。

    開けるのはいいけど、閉めてほしいんですよね。

    暖房入れてても、開けっ放しですから。。。

     

    愛媛県新居浜市

    寺町動物病院

    寺町 光成

  • 2020年11月30日

    12月の臨時休診日はありません。

     

    年末年始についてお知らせします。

    年末:12月30日の午前中まで診察します。

    年始:1月4日から診察します。

     

     

    犬と猫で、下痢で来院する子が多い印象です。

    ウイルス性の胃腸炎だとうつることがありますので、充分注意してください。


    アイペットからのお知らせ

     

    12月19日(土)〜20日(日)は、システムメインテナンスのため、窓口での保険使用ができません。

    その日の診察分は、飼い主さん自身で請求する必要があります。

    お気をつけください。


    ペットドックのお知らせ

     

    当院では、人間ドックにちなみ、ペットの健康診断をペットドックを呼んでいます。

    血液検査は他の機会で実施していることが多いため、それ以外のレントゲン検査、エコー検査を行います。

    腹部コース、胸部コース、両方があり、腹部を見る場合はなるべく絶食で来院してしてもらうようお願いしております。

    所要時間は約30分ですが、混み具合によっては、お預かりしての検査となります。

    ペットドックは年中受け付けておりますが、12月〜2月は特化月間として通常価格よりもさらに10%割引致します。

    この機会にいかがでしょうか?

    詳しくは、受付までお尋ね下さい。


    病院への社会化(慣らし)活動の経過

     

    病院への慣らしにご協力いただき、ありがとうございます。

    この活動を始めて、1年ちょっと経過したと思います。

    おかげさまで、病院が好きという犬が増えてきています。

    ただ、残念ながら途中で注射に気づいてしまい、病院がちょっと嫌なところになってしまった子もいます。

    それでも、病院が大嫌いだーって子はかなり減っていると思います。

    この調子で続けていきたいと思いますので、ご協力よろしくお願いします。

     

    あと、少し気づいたことですが、

    ・慣らしの最中で病気になってしまったケースは厳しい。

    まだ充分に慣らしができていない状態で、注射での治療やレントゲンを撮らないといけない病気になると、次回来た時から、急におやつも食べてくれなくなったりします。

    こればかりはどうしようもないかもしれません。

     

    ・うまく慣らしができた子は、去勢や不妊手術のあとの朝ご飯を食べてくれる。

    当院では去勢や不妊手術では一泊預かり、翌日はフードを入れてあげるのですが、その時の食いつきが違う気がします。

    どんな動物でも、入院下では、緊張などでご飯を食べないことがあります。

    正確な統計はとってないのでわかりませんが、慣らしをした子は、してない子に比べ、フードを食べてくれる率が高いように思います。

    これは嬉しいことですね。

     

    ・去勢、不妊手術の壁。

    とはいえ、手術をきっかけに病院が嫌いになってしまう子もいます。

    というのも、術前の血液検査、麻酔前投与薬、麻酔薬と、3回痛いことがあります。

    しかも当日は、ご飯抜きのため、おやつでごまかすことができません。

    最大の壁とも言えます。

    そこで、少しでも苦痛を減らすには、事前に血液検査を行うという作戦があります。(手術前一週間以内に来て下さい)

    この時は絶食ではないため、おやつを与えることができるので、随分変わってきます。

    事前の血液検査なども是非、お問い合わせ下さい。


    今月のにゃんこ君です。

    またケースに入ってましたw

    寒くなってからは、ほとんどがこたつ布団の上で寝ています。

    時々、こたつの中や寝ている布団の中に入ってきます。

    暖かいところをよく知ってますね。

    布団の中に入ってきてくれると嬉しいです^^

     

    愛媛県新居浜市

    寺町動物病院

    寺町 光成

  • 2020年11月4日

    11月の臨時休診日はありません。

     

    朝晩は冷え込む時期になりました。

    寒い時期は、飲水量の減少から、膀胱炎や膀胱結石などのリスクが増えます。

    尿のトラブルがないかどうか、常に気をつけてあげて下さい。

     

    日中はまだ暖かいため、ノミやマダニの対策は11月までお勧めしております。

    フィラリア予防は11月末か、12月までをお勧めしております。

    どちらも最後が肝心ですので、しっかり予防をお願いします。

     


    病院への慣らし<犬の経過&猫編>

    病院への慣らしにご協力いただいている飼い主さん、ありがとうございます。

    子犬の社会化期(生後2〜4ヶ月くらい)に病院(特に診察台の上)に慣らしてからワクチンを打つことで、次回以降、病院を怖がらないで来てくれる子が増えています。

    印象的だったのは、診察が終わったのに、診察室から出たくないという態度を取っていた子です。

    こういう子を見ると、すごくよかったなと思います。

    ただ、残念ながら途中で気づいてしまい、うまくいかなかった子もいます。

    それでも、すごく嫌がる子は少ない印象なので、多少は効果が出てると信じています。

     

    犬はそんな感じで子犬から慣らすことでうまくいくのですが、猫はどうでしょうか。

    猫も基本的には同じだと思うのですが、いくつか問題点があります。

    一つ目は社会化期が短いことです。

    猫の社会化期は生後2週齢〜2ヶ月と言われており、生後2ヶ月で飼い始めたとすると、もう社会化期は終わりという感じで、病院に慣らしている時間がありません。

    二つ目は、猫という動物の習性上、自分のなわばりから出ると、緊張してしまうことです。

    つまり、家では大好物のおやつも、病院だと緊張して食べられない、となります。

    実際、診察台の上でおやつをやってみたところ、(きちんとしたデータはとっていませんが)4ヶ月齢くらいまではかなりの猫が食べてくれたのに対し、6ヶ月齢を越えてくるとほとんどの猫が食べませんでした。

    三つ目は、室内飼いの猫が増えており、他の動物や飼い主以外の人間と触れ合う機会が減っていることです。

    犬と違い散歩にも行きませんので、一般家庭では飼い主さんとしか触れ合わない生活になります。

    そういう環境で育つと、「人慣れ」「病院慣れ」はしにくい、ということになります。

    以上より、猫は犬よりも病院慣れは難しいと思われます。

     

    ですが、子猫だと診察台の上でもおやつを食べてくれる子もいますので、おやつを食べている隙にワクチンを打つことで、全く気づかずに終わるケースもあり、いいなと手応えを感じています。

    食べてくれそうな子には積極的におやつを与えてみようと思います。

     


     

    今月のにゃんこ君です。

    ベランダに干しているまくらの上が指定席。

    爪がにゅっと出てますね。

    気持ちいいんでしょう。

     

    先日、脱走事件が起きました。

    ですが、誰も脱走したことに気づいていません。

    外から鈴の音が聞こえてきて、あれ、と気づいたのです。

    家の中を探しましたがいないので、やっぱり外だーと探しに行こうと玄関のドアを開けると、

    なんと、にゃんこが飛び込んできました!

    よっぽど寒かったのでしょうか、自分から帰ってきたのは初めてですw

    ちゃんと家をわかっているのだと安心しました。

     

     

    愛媛県新居浜市

    寺町動物病院

    寺町 光成