2022年1月のお知らせ
2022年1月1日
明けましておめでとうございます。
本年も、
・丁寧な診察をすること
・一頭でも多くの子が元気になること
・病院嫌いの子を減らすこと
を目標にできる限り努力したいと思います。
どうぞ、よろしくお願い致します。
年始は1月4日より診察します。
1月の臨時休診日はありません。
1月12日(水):セミナー受講のため、16-17時は診察できません。
*スタッフはいますので、薬のみ、フードのみの対応は可能です。
犬のしつけのお話。今回は、ほめ方について書いてみようと思います。
犬のしつけは、できた時にほめること、失敗した時は叱るのではなく無視すること、が基本なのはご存じかと思います。
では、そのほめ方もうまくしないと犬に伝わらないことがありますので、いいほめ方を身につけましょう。
「おすわり」という命令を出したとして、ポイントを説明します。
ポイント1:すかさずほめる
おすわりと命令して、それが出来た時、できるだけ早くほめましょう。
時間が空いてしまうと、なぜほめられたのか、わからなくなってしまいます。
ポイント2:最初は、声でほめる+ごほうびをやる
おすわりと命令して、それが出来た時、まずは声でほめましょう。
ほめ言葉は好きなものでかまいませんが、なるべく統一するほうが犬にとってわかりやすいです。
「おりこう」「いい子」「good」などが多いでしょうか。
そして、声でほめた後、すかさずごほうびをあげてください。
なぜ、声とごほうびで二重にほめるのか、わかりますか?
おすわりの成功率が高くなったら、ごほうびをあげるのを減らしていくためです。
いままで毎回もらえていたものが、2回に1回とか、3回に1回ごほうびがもらえるようになるのです。
実はこれ、パチンコなどのギャンブルに似たところがあって、3回負けても、4回目で勝っていいことがあると味をしめて、またパチンコに行くのです。
犬の心理も同じで、ごほうびをくれなくても、次くれるかな、次くれるかな、と思いまた頑張っておすわりをするのです。
で、たまにごほうびがもらえると、やったー、となるのです。
ごほうびをあげてない間も、ちゃんと声でほめていますので、大丈夫なのです。
ポイント3:1つの命令には1つほめる
よく、「おすわり→ふせ」とか、「おすわり→お手→おかわり」などの連続技を覚えさせる方がいます。
ちゃんと「おすわり」とか「ふせ」などの命令が完璧に理解できているならそれでいいのですが、連続技の最後にだけほめてごほうびをやっていると、「おすわり」と言うと「おすわり→ふせ」をしてしまうこともあります。
声だけでもいいので、ちゃんと1つ命令してできたらほめましょう。
こんなところでしょうか。
みなさんもほめ方のコツをつかみ、愛犬をもっともっといい子にしてくださいね!
今月のにゃんこ君です。
子供が、ふざけて赤い玉を頭に載せましたが、眠かったのか、取ろうとしません(笑)
みんなで爆笑しながら写真を撮りました。
ちょっとおふざけ写真でしたw
愛媛県新居浜市
寺町動物病院
寺町 光成