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2021年2月2日
2月の臨時休診日はありません。
12月にお伝えしたウイルス性胃腸炎ですが、ようやく落ち着いたようです。
だいたいは1ヶ月くらいで落ち着くことが多いのですが、2ヶ月かかりました。
長かったです。
寒い時期は一般的に皮膚病は少なくなりますが、この時期ならでは、の皮膚病がありますので、ご紹介します。
一つ目は、膿皮症(細菌性皮膚病)です。
通常、膿皮症は夏に多い、細菌が増殖することによる皮膚病なんですが、コタツの中によく入る子では冬でもなってしまうことがあります。
二つ目は、やけどです。
ストーブやファンヒーターの真ん前にいる子、いますよね。
その状態が長く続くと、やけどになってしまいます。
ひどいやけどになった子は見たことないですが、軽いやけどで毛が抜けてしまった子は見たことがあります。
寒いので気持ちはわかりますが、少しは距離を取ってほしいものです。
病院への社会化(慣らし)活動は引き続き積極的に行っております。
当院では、特に子犬で来院された時に、病院を怖い所と思わせないために、おやつをやったり、遊んだりして慣らしてからワクチンなどを打つようにしています。
うまくいったケースでは、病院はおやつをもらえる所、と思ってくれてるようで、しっぽを振って喜んでくれます。そういう子は、ワクチンを打ったり、血液検査をしたりしても、案外平気で、おやつさえもらえれば満足して帰っていきます。
もちろん、全ての子がそうなるわけではないですが、そういう子が一匹でも多くなるように頑張りたいと思います。
ただ、これは飼い主さんの協力も必要です。
子犬の社会化の時期に病院に来る回数が多いほど、慣れやすくなりますので、なるべくご協力をお願いします。
今月のにゃんこ君です。
何を思ったか、いきなり冷蔵庫の上へ上がるようになりました。
エアコンで高い所が暖かい+冷蔵庫も温かいのが良かったのでしょうか。
ただし、それも一週間だけw
今はまた元のこたつ布団の上に戻りましたw
猫の気持ちはよくわかりません。。。
愛媛県新居浜市
寺町動物病院
寺町 光成