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2021年9月2日
9月の臨時休診日:
9月8日セミナー受講のため、午後の診察は17時からとなります。
*オンラインセミナーのため院長は院内にいますが、16-17時は対応できません。
*薬やフードのみの処方は可能です。スタッフに申し付け下さい。
まだまだ暑い日が続きます。
暑い季節ならではの病気が増えています。
3つ、ご紹介します。
先々月から続いていた、流行性の下痢はほぼ落ち着いたようです。
1.熱中症
熱中症というと犬のイメージですが(私だけ!?)、最近は猫の熱中症も増えてきてるように思います。
今シーズンは、猫の熱中症疑いの子が1頭来院されました。
外に遊びに行って、帰ってきたらグッタリしていた、とのことでした。
2.肉球の怪我(犬)
暑い時期はアスファルトが焼けていますので、肉球を怪我することが多いです。
何頭かの犬で肉球の怪我を見ました。
3.ノミ
ノミは草むらに潜んでおり、散歩で通ると飛びついて寄生します。
痒みを引き起こすだけでなく、ノミを食べてしまうと腸の寄生虫がわくこともあります。
ノミは吸血し、たくさん卵を産みますので、一度ついてしまうと、その子が通ったところに卵が落ちている可能性があり、また孵化して飛びつく、という悪循環に陥ります。
そうならない為に、ノミがつく前に予防として薬を使うことをお勧めします。
病院への慣らし〜猫編〜
現在、当院では子犬を対象に、積極的に社会化(慣らし)を行っています。
子猫に対しては、積極的ではないものの、少しでも緊張を和らげるようにおやつ(ちゅーる)をあげたり、猫じゃらしのようなおもちゃで遊んであげたりしています。
猫の社会化期は2〜8週齢程度と言われており、その間が一番人見知りもなく、おやつを食べてくれる子が多いです。
ただ、拾った猫なんかだと、すでに3〜4ヶ月齢の子も多く、社会化期は終わっていますが、そのくらいの月齢ならまだおやつを食べてくれる子が多いです。
その時期によく血液検査やワクチンをするんですが、その中で半数くらいの子は、ワクチンを打つ時もちゅーるに夢中で気づかなかった、となり、飼い主さんも笑顔で帰っていきます。
血液検査も、最初にちゅーるをやって機嫌をよくしておけば、横臥位で採血をし、終わってまたちゅーるをやるとほとんどの子が食べてくれます。
この辺は、犬よりやりやすい気がします。
猫の方が単純なのでしょうか(笑)
ただ、それも子猫までで、大人の猫になってくると、警戒心が強く出ますので、ほとんどの子がおやつを食べてくれなくなります。
おそらくそれは、それからの育て方にあります。
それを書き出すと長くなりそうなので、また来月の記事にしようと思います。
今月のにゃんこ君はキャットタワー関連で2枚。
上の写真は、キャットタワーの中程にある、穴に入ってくれた写真です。
やっと入ってくれた!という感じですごく嬉しかったです。
穴は小さめなのでしょう、手足が出てます。
(うちの子が大きいという考え方は飼い主にはありませんww 穴が小さいのですww)
下の写真は、キャットタワーの支柱で爪とぎしているところをパシャと撮りました。
素材は麻らしく、お気に入りでよくガリガリ爪をといでいます。
そんなにゃんこ君は、猫缶が大好きです。
そのため、缶詰を開ける音がすると、どこで寝ていても飛んでやってきます。
それが例え、コーンの缶詰でもw
先日開けたのは、シーチキンの缶詰だったのですが、中身がわかっているのか、おねだりがすごい!
にゃんこ君のご飯じゃないよーって言っても聞きません。
もちろん、あげてはないのですが、、、ちょっと目を離した隙に、盗み食いされました><
愛媛県新居浜市
寺町動物病院
寺町 光成