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2020年11月30日
12月の臨時休診日はありません。
年末年始についてお知らせします。
年末:12月30日の午前中まで診察します。
年始:1月4日から診察します。
犬と猫で、下痢で来院する子が多い印象です。
ウイルス性の胃腸炎だとうつることがありますので、充分注意してください。
アイペットからのお知らせ
12月19日(土)〜20日(日)は、システムメインテナンスのため、窓口での保険使用ができません。
その日の診察分は、飼い主さん自身で請求する必要があります。
お気をつけください。
ペットドックのお知らせ
当院では、人間ドックにちなみ、ペットの健康診断をペットドックを呼んでいます。
血液検査は他の機会で実施していることが多いため、それ以外のレントゲン検査、エコー検査を行います。
腹部コース、胸部コース、両方があり、腹部を見る場合はなるべく絶食で来院してしてもらうようお願いしております。
所要時間は約30分ですが、混み具合によっては、お預かりしての検査となります。
ペットドックは年中受け付けておりますが、12月〜2月は特化月間として通常価格よりもさらに10%割引致します。
この機会にいかがでしょうか?
詳しくは、受付までお尋ね下さい。
病院への社会化(慣らし)活動の経過
病院への慣らしにご協力いただき、ありがとうございます。
この活動を始めて、1年ちょっと経過したと思います。
おかげさまで、病院が好きという犬が増えてきています。
ただ、残念ながら途中で注射に気づいてしまい、病院がちょっと嫌なところになってしまった子もいます。
それでも、病院が大嫌いだーって子はかなり減っていると思います。
この調子で続けていきたいと思いますので、ご協力よろしくお願いします。
あと、少し気づいたことですが、
・慣らしの最中で病気になってしまったケースは厳しい。
まだ充分に慣らしができていない状態で、注射での治療やレントゲンを撮らないといけない病気になると、次回来た時から、急におやつも食べてくれなくなったりします。
こればかりはどうしようもないかもしれません。
・うまく慣らしができた子は、去勢や不妊手術のあとの朝ご飯を食べてくれる。
当院では去勢や不妊手術では一泊預かり、翌日はフードを入れてあげるのですが、その時の食いつきが違う気がします。
どんな動物でも、入院下では、緊張などでご飯を食べないことがあります。
正確な統計はとってないのでわかりませんが、慣らしをした子は、してない子に比べ、フードを食べてくれる率が高いように思います。
これは嬉しいことですね。
・去勢、不妊手術の壁。
とはいえ、手術をきっかけに病院が嫌いになってしまう子もいます。
というのも、術前の血液検査、麻酔前投与薬、麻酔薬と、3回痛いことがあります。
しかも当日は、ご飯抜きのため、おやつでごまかすことができません。
最大の壁とも言えます。
そこで、少しでも苦痛を減らすには、事前に血液検査を行うという作戦があります。(手術前一週間以内に来て下さい)
この時は絶食ではないため、おやつを与えることができるので、随分変わってきます。
事前の血液検査なども是非、お問い合わせ下さい。
今月のにゃんこ君です。
またケースに入ってましたw
寒くなってからは、ほとんどがこたつ布団の上で寝ています。
時々、こたつの中や寝ている布団の中に入ってきます。
暖かいところをよく知ってますね。
布団の中に入ってきてくれると嬉しいです^^
愛媛県新居浜市
寺町動物病院
寺町 光成
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2020年11月4日
11月の臨時休診日はありません。
朝晩は冷え込む時期になりました。
寒い時期は、飲水量の減少から、膀胱炎や膀胱結石などのリスクが増えます。
尿のトラブルがないかどうか、常に気をつけてあげて下さい。
日中はまだ暖かいため、ノミやマダニの対策は11月までお勧めしております。
フィラリア予防は11月末か、12月までをお勧めしております。
どちらも最後が肝心ですので、しっかり予防をお願いします。
病院への慣らし<犬の経過&猫編>
病院への慣らしにご協力いただいている飼い主さん、ありがとうございます。
子犬の社会化期(生後2〜4ヶ月くらい)に病院(特に診察台の上)に慣らしてからワクチンを打つことで、次回以降、病院を怖がらないで来てくれる子が増えています。
印象的だったのは、診察が終わったのに、診察室から出たくないという態度を取っていた子です。
こういう子を見ると、すごくよかったなと思います。
ただ、残念ながら途中で気づいてしまい、うまくいかなかった子もいます。
それでも、すごく嫌がる子は少ない印象なので、多少は効果が出てると信じています。
犬はそんな感じで子犬から慣らすことでうまくいくのですが、猫はどうでしょうか。
猫も基本的には同じだと思うのですが、いくつか問題点があります。
一つ目は社会化期が短いことです。
猫の社会化期は生後2週齢〜2ヶ月と言われており、生後2ヶ月で飼い始めたとすると、もう社会化期は終わりという感じで、病院に慣らしている時間がありません。
二つ目は、猫という動物の習性上、自分のなわばりから出ると、緊張してしまうことです。
つまり、家では大好物のおやつも、病院だと緊張して食べられない、となります。
実際、診察台の上でおやつをやってみたところ、(きちんとしたデータはとっていませんが)4ヶ月齢くらいまではかなりの猫が食べてくれたのに対し、6ヶ月齢を越えてくるとほとんどの猫が食べませんでした。
三つ目は、室内飼いの猫が増えており、他の動物や飼い主以外の人間と触れ合う機会が減っていることです。
犬と違い散歩にも行きませんので、一般家庭では飼い主さんとしか触れ合わない生活になります。
そういう環境で育つと、「人慣れ」「病院慣れ」はしにくい、ということになります。
以上より、猫は犬よりも病院慣れは難しいと思われます。
ですが、子猫だと診察台の上でもおやつを食べてくれる子もいますので、おやつを食べている隙にワクチンを打つことで、全く気づかずに終わるケースもあり、いいなと手応えを感じています。
食べてくれそうな子には積極的におやつを与えてみようと思います。
今月のにゃんこ君です。
ベランダに干しているまくらの上が指定席。
爪がにゅっと出てますね。
気持ちいいんでしょう。
先日、脱走事件が起きました。
ですが、誰も脱走したことに気づいていません。
外から鈴の音が聞こえてきて、あれ、と気づいたのです。
家の中を探しましたがいないので、やっぱり外だーと探しに行こうと玄関のドアを開けると、
なんと、にゃんこが飛び込んできました!
よっぽど寒かったのでしょうか、自分から帰ってきたのは初めてですw
ちゃんと家をわかっているのだと安心しました。
愛媛県新居浜市
寺町動物病院
寺町 光成